骨制作への想いとこれから

ペットのご依頼はこちら

こんにちは、cocoroです。

標本葬のご依頼を承り始めてから1年とちょっとが経過し、

頂いた感想もたくさん集まってきました。

その中から一部と、骨制作に対する自分の想いをちょっとだけここに書いてみます。

死の象徴としての骨

骨は、死の象徴として、時に恐れられる事があります。

例えば、海賊船に掲げられているドクロマークとか。

見る人を「怖いなぁ、恐ろしいなぁ」と気持ちにさせます。

一方で、見方によっては、死を受け入れる為の一助となる姿だと思っています。

もし大切なペットが亡くなった時、

ケータイで撮った過去の写真や動画を見返して、どのような気持ちになるか。

自分の場合は、撮影時のことを思い出し、想いにふけ、現実を思い出し悲しい気持ちになります…

生前の姿ってどうしても、過去の出来事を思い出してしまうんです…

その点骨は、当たり前ですが、生前の姿と大きく違います。

生きている時に骨をみる事なんて殆どありません。

(レントゲン撮った時とかかな?)

見て感じるのは、亡くなってしまったという現実、と、なんとなくあの子らしい面影。

もちろん、悲しくはあるのですが。

過去をみるか、今をみるかで、気持ちの持ちようって変ってくるのかなと考えています。

頂いたご感想から抜粋

完成した作品は生前のかっこいい姿を再構成(更生)して新たな姿で自分の元へ戻ってくることができ、この上ない感動と幸甚を頂くことができました。
死生観は人それぞれ多様な考え方があると思いますが愛玩動物として一度亡くなってしまった真実を受け入れつつ、骨格標本として新たな形で甦らせて頂いたことに感謝申し上げます。

弔いとしての骨

将来的には、「死と弔い」を表現した、作品を作ることが目標です。

普段作っている全身骨格と何が違うのか。

あまり具体的な境目はないのですが、なんとなく以下のように考えています。

【全身骨格】
・飼い主様の希望のポージングを再現する(生前の姿を再現する)
・装飾はなし

【骨作品】
・作者(cocoro)の考えたポージング。
 (飼い主様とのお話から着想を得たり、骨として美しい姿にしてみたり)
・装飾もあり

過去にはこのような物を作っています。

作品を見て、ご依頼を決めて下さった方もいました。

個人的には、とても有難いご依頼でした。

骨を作れる人はたくさんいます。

けれど、自分の作品をみて「作品として依頼したい」というのはなかなかないことです。

これからも「あなただから依頼した」そう言って頂けるような物を作っていきたいと思います。

頂いたご感想から抜粋

骨作品を見てご依頼させて頂きました。
新しい死の弔い方だと思いました。
家族として飼育していた子の
骨なのできっと賛否あると思うのですが、
私にはこの選択肢を与えてもらったことが
有り難かったです。
なかなか死後の選択肢が少ない両爬ですので、
お花も添えて頂いてこれからも側にいさせてもらえることが嬉しいです。
生前とは違う姿でありますが、
ポージングのおかげで静と動が混在しているようで
生前の頑なに動かない時と、急に跳ねて驚かせる時とあったことを
現してくださってるかのようです。

ペットの骨格標本制作
cocoro

このブログの筆者

cocoro

標本製作歴10年以上。
大学は農学部に所属し骨に関する論文を書いて卒業。
その後web系の会社に就職し、2020年「骨屋」を開業。
現在「亡くなったペットを骨格標本として残す」事を主な事業として活動しています。

関連記事