トイプードルの全身骨格標本の作製
初めて飼ったトイプードルが14歳を迎える直前にがんにかかり、体力に期待して抗癌治療を開始したのですが、みるみるとやせ細り、残念ながら14歳を迎えたところで力尽きてしまいました。
どのように見送るかを考えながらでしたが、火葬にすると余り骨が残らないこともあり、出来るだけそのまま残せる方法を探していたところ、cocoroさんが大学卒業後に始めた骨格標本のサイトを見つけ、cocoroさんがどういう気持ちでこの事業を始めたのかを読ませて頂き、ここにお願いしようと決めました。
ただ、初めてのことなので標本にするためにどういう処理がされるのか、どういう形で完成するのか、出来映えはどの程度の完成度になるのか、色々と不安がありましたが、私からの細かな質問にも迅速かつ丁寧に対応して頂き、安心して「ぷうすけ」をお預けすることが出来ました。お願いしてからは、今「ぷすうけ」はどういう状態になっているのかな？まだ冷凍されたままかな？もう骨になったのかな？と妻と話しながら、一年以上待ってもらうことになると言われていた手前、気長に待ちながらも、cocoroさんのサイトやツイッターを見ながら、楽しみに待っていました。
失礼ながら、cocoroさんのことを我が家ではこころちゃんと呼ばせて頂いており、こころちゃんから予定より早めに出来そうだと連絡を受けた時は、早めに「ぷうすけ」が戻ってくるかもしれないよと妻にも報告し、またここまで出来ましたと骨の状態の写真を送って頂き、組み立てる際にもポーズや角度についても確認の連絡を頂き、実物を見る前から、納得のいく完成度に仕上げて頂け、大変満足しています。
本日、半年ぶりに家に戻ってきた「ぷうすけ」を見て、まさに「ぷうすけ」が帰ってきたことを実感でき、涙が出てきてこみ上げる物がありました。まじまじと組み上げられた骨を見て、本当に細かな作業を地道に、丁寧にやって頂けたのだと思い、本当にcocoroさんにお願いした良かったと、火葬せずに骨格標本を選んで良かったこと、期待以上の完成度だねと、妻と話をしました。
cocoroさんにお願いした直後、犬と猫の全身骨格標本はしばらく受付を中止しますとホームページで案内がされたのを見て、ギリギリ依頼できて良かったと思ったのと同時に、やはり大変な作業なのだと認識し、これからもcocoroさんがこの全身骨格標本の事業を永く続けられるようになって欲しいと思いました。
今私のところには、10歳になったトイプードルと、生後半年のトイプードルが二匹います。「ぷうすけ」の真っ白になった骨を見て、次も火葬じゃなくて全身骨格標本にしようと、絶対にその方が良いと思っています。まだまだ先になるかもしれませんが、その時はまたcocoroさんにお願いするつもりでいます。cocoroさんのこの事業が永く続けられることを心から願っており、応援しています。cocoroさんにお願いして良かったです。改めてありがとうございます。大変な作業だと思いますが、これからも頑張って下さい。ツイッターこれからもチェックさせて頂きます。